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  • 2023-03-09
  • 2023-03-17

オーガニックを超えるモアオーガニックとは

「ぷろろの化粧品はどうして浸みないんですか?」という質問があり、「いままでどの化粧水を使っても浸みたのに、初めて浸みない化粧水に出会えてうれしくて」とのこと。説明は簡単ではありませんが、一言でいえば「モアオーガニック」だからです。「モアオーガニック」とは、オーガニックを超えたオーガニックという意味です。オーガニック化粧品でも、意図せず原料に微量の合成成分が含まれている場合があります。これをキャリーオーバーと呼んでいます。この成分は表示されないので、消費者は見分けることができません。これが敏感な肌には浸みるのです。

  • 2022-11-17
  • 2022-12-25

香りは美肌づくりにどう影響するか

化粧品の香りはちょっと得をした気分になるだけの単なる付録なのでしょうか。いえいえ、香りにはちゃんとした薬効があり、美肌づくりに影響することが明らかになっています。美肌づくりにおおいに関係があります。香りは自律神経に作用するからです。化粧品に使われる香料には、天然香料と合成香料とがあり、合成香料には有害なものもあるので注意が必要です。化粧品の香りが、どんなメカニズムで美容や健康に影響するのかみていきましょう。

  • 2022-10-19
  • 2022-10-20

ぷろろと白樺化粧品の開発ものがたり

シベリアやフィンランドなどの北欧諸国や東欧諸国、中国や韓国などの北方圏では、白樺のことを「森の看護婦」「聖なる樹」などと称して、1000年も昔からその樹液を飲む風習があり、民間療法に役立てていました。これを現代の寝たきり老後をなくし、健康な老後生活に生かせないか、それがぷろろの出発点でした。北海道で採取する白樺樹液に樹皮と葉のエキスを補強した白樺の恵みを開発、さらに完全無農薬の国産ハーブとコラボして水を使わない白樺化粧品を開発、敏感肌や酒さ様皮膚炎などの保湿に役立ってきました。

  • 2022-09-15
  • 2022-10-01

シミの原因になるメイク用品のタール系色素

メイクの楽しみはその豊かな色彩にありますが、その色のほとんどは石油を原料とするタール系色素です。タール系色素は沈着しやすく、シミやくすみの原因になり、発ガン性やアレルギーが指摘されているものもあり注意が必要です。「〇色〇号」など数字のあるものはすべてタール系色素で、食品の着色にも用いられています。最近は天然成分の色素でも豊富な色が出せるようになっているので、成分表示をよく確認して安全な商品を選びたいものです。

  • 2022-08-26

予防美療に役立つ白樺樹液の科学的根拠

ほのかな甘さとさわやかな飲み心地で好評な白樺樹液。フィンランドやアイヌ民族など北方圏では1000年も昔から白樺を「森の看護婦」などと呼んで利用してきました。近年、北海道大学などで研究がすすみ、少しずつその謎が解明されつつあります。また美容面でも白樺樹液の効用が注目され、化粧品の成分として使われることも多くなっています。その効用や民間伝承の科学的根拠とは何かを探っていきます。

  • 2022-07-05

皮膚炎でも保湿できるモアオーガニック化粧品

急増する皮ふ疾患   最近は肌を傷めて悩んでいる人の多さに驚ろくばかりです。酒さ、酒さ様皮膚炎、脂漏性皮膚炎などあまり耳慣れない皮膚疾患で、肌荒れしてスキンケアもできない深刻な人が大勢いるのです。休日も人にも会いたくないと、3年も家に引きこもっている […]

  • 2022-07-05
  • 2022-07-05

恒常性維持機能を支える糖鎖とCBD

分子生物学や生化学分野の研究の進歩は、人体の超ミクロの世界の仕組みを解き明かしてきました。DNAの解析が完了し、60兆個の細胞が連携し合う糖鎖の研究へと進んでいます。人の体は眠っているときも働きつづけています。その複雑で巧妙な仕組みには驚かされるばかりです。そこには恒常性維持機能が働いており、狂いが生じると体調を崩したりさまざまな病気になります。また現代人のストレスによる恒常性維持機能のゆがみを正すCBDの働きに注目が集まっています。

  • 2022-05-29
  • 2022-07-05

いま流行のヒト幹細胞培養液の美容力とは

究極のアンチエイジング化粧品と呼ばれるヒト幹細胞培養液の化粧品が注目を集めています。うす気味わるいと感じる人もいます。ヒト幹細胞培養液とは、バイオ技術を活用したヒト由来の成分で、いわゆるオーガニックではありませんが、オーガニックを超えるともいわれます。ではその正体とは。従来の化粧品とどこが違うのでしょうか。またどのように作られ、どんな効果があるのか、安全性はどうか。従来の化粧品とどこがどう違うのか。ヒト幹細胞培養液のエビデンスと効果について概説しています。

  • 2022-05-01
  • 2022-07-05

白樺樹液の里は小説「羊をめぐる冒険」の舞台

白樺はその肌が白いことから高原の貴公子とも呼ばれ、みんなに愛される樹木です。その樹液には、豊富な美容成分が含まれ、健康にもよい成分が含まれます。採取される場所は北海道の山奥、小説「羊をめぐる冒険」の舞台です。そこでは毎年春先になると町をあげて、真っ白い雪が残る白樺林で白樺樹液まつりが賑やかに開催されます。白樺樹液のもっとも大きな効用は、体内の活性酸素を除去する作用で、シミやしわ、老化の促進、臓器の細胞を傷つけ、胃潰瘍やガンの発症を防ぎます。

  • 2022-04-10
  • 2022-07-05

保湿はなるべくシンプルに!

保湿効果を謳う商品は、化粧水、乳液、クリーム、オイルなどたくさんあります。これらの保湿剤をどう選んで組み合わせるかは、その人の肌質と使用感が決め手です。一般に保湿剤には、肌表面のPH調整や角層を整えるなど、他の効果を高めるために、さまざまな合成成分が配合されています。とくに合成界面活性剤は肌のバリア機能をとかすので肌トラブルの原因になります。肌の仕組みをよく理解して、保湿はなるべくシンプルに行うことが肝要です。