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「化粧品は魔法の薬ではありません!」

 

肌に化粧品が浸みるとは


オーガニック化粧品で、肌トラブルの人から「どの化粧品がいちばん早く治りますか」と質問されることがあります。答えは「化粧品は肌トラブルを治す魔法の薬ではありません」です(笑)。つまりオーガニック化粧品といえども、肌トラブルを治すことはできないのです。何より大事なことは、肌に浸みる化粧品は直ちに止めること。浸みるというのは、肌が「やめて~」と泣いているメッセージだからです。とてもとても嫌がっている状況です。つぎに大事なことは、肌に浸みない化粧品を使うことです。すると肌はひとまず安心します。あとは肌の自然治癒力で治るのを待つことです。

 

治るのは自然治癒力


指をケガしたときどうするでしょうか。ばい菌が侵入しないように消毒して、あとは包帯を巻いて皮ふが復元するのを待ちますね。薬をつけても、一晩寝て起きたらきれいに治っていた、ということは通常あり得ません。包帯の下にかさぶたができて、その下に新しい皮ふができ、やがてかさぶたが取れて元の皮ふが復旧します。少なくとも1週間ほどはかかるはずです。これが体に備わっている自然治癒力です。傷薬をつけても、一晩で皮ふが元通りになることはあり得ません。薬は自然治癒力が妨げられないように保護しているだけだからです。

 

「保湿」とはなにか


スキンケアとは、加齢によって衰退した皮ふの機能を補い、若々しい肌を保つようにすることです。そのために、まず水分を補って乾燥を防ぎます。それが化粧水です。乾燥するとバリア機能が弱まります。すると肌の細胞にすき間ができて、水分が蒸発しやすくなり、また外からアレルギー物質が侵入しやすくなり、肌トラブルを引き起こす原因になります。なので水分の補給だけではなく、蒸発しないようにする必要があります。それがクリームの役目です。水分が蒸発しないようにフタをするのです。化粧水をして、クリームをつけることを「保湿」と呼びます。保湿は化粧水をしたら終わりではなく、ちゃんとクリームをする必要があります。

化粧水とクリーム
                保湿には化粧水とクリームが必要

 

オーガニック化粧品が高価な理由


皮脂の不足を補う保湿は、できるだけ皮脂に近いものであることが望まれます。このため化粧品の原料は、石油系のものより、植物系のオーガニックが好ましいのです。ところが現代の化粧品は、大多数が石油を原料にして作られています。植物系の原料は、どうしてもコストが高くなります。種を蒔き、肥料を与え、長い期間かけて育て、収穫してエキスを抽出する必要があるからです。これに対して石油系の原料は、工場で大量生産が可能なので、圧倒的にコストが安くなります。なので現代の化粧品は、石油系のものが圧倒的です。けれどもこれが肌トラブルの原因になります。

 

浸みないのは天然成分100%だけ


肌に浸みない化粧品は、天然成分100%のオーガニック化粧品です。化粧品が肌に浸みると感じたら、天然成分100%のオーガニック化粧品に切り替えましょう。しかし残念ながら、オーガニックを称する90%の化粧品にも、石油系の原料が配合されています。配合成分が天然成分100%かどうか、全成分をみて見分けられるかどうかがカギになります。ぷろろ化粧品が信頼を得ているのはそのためです。

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