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アトピー性皮膚炎の症状を改善する方策

十字架

アトピーは現代病

 
半世紀ほどまえに、アトピーという言葉も症状もありませんでした。肌が白っぽくなるハタケと呼ばれる症状やあかぎれがあったくらいです。アトピーは現代のくらしの中からうまれた疾患であると推測されます。医学界でもちんとした原因が特定されていません。アトピー性皮膚炎は、異物のアレルゲンから身体を守るために、免疫機能が過剰にはたらくことで起きると考えられています。そのかゆみで、つい掻きむしってしまうので、下着やシーツに血がにじみ、本人はもちろん、家族にも長くつらいたたかいを強いられます。ここでは薬にたよらないで症状を改善する、根本療法について考えてみたいと思います。
 

食品添加物とシャンプーに含まれる合成界面活性剤

アトピーの治療でお医者さんから処方されるステロイド剤は、その時はウソのように症状が抑えられますが、やめれば発疹がさらにひどくなるので、結局、薬に頼らざるをえなくなります。症状の根絶より、まずは目の前の症状を抑えるだけの、対処療法になってしまうからです。

アトピーの原因は複合的なものと考えられていますが、わけても食生活の変化が深く関わっているようです。わたしたちは毎日の食べ物から大量の食品添加物を摂取しています。その大部分は石油から合成される化学物質です。洗剤やシャンプー、浴用洗剤などには皮ふの構造を破壊する合成界面活性剤が使われています。美容師さんが手荒れを起こす原因です。その毒素を体外に排出するために免疫細胞が過剰に反応するのです。洗剤やシャンプーを石けん液に変え、下着や衣類、シーツなどは綿の素材ものにとりかえるなど、生活全体を見直すことが重要です。
 

胎内でうける赤ちゃんのダメージ

アトピーの症状が続いている皮ふは、基底層から新しい皮ふが未熟なまま上がってきてしまい、バリア機能が不完全な状態です。皮脂膜が薄く、常在菌がいなくなってバリア機能がはたらかず、悪玉菌が繁殖しやすい環境になっています。当然、外部からの異物や刺激も通過してしまい、細菌にも感染しやすい状態です。保湿が不足しているのですぐに乾燥し、肌の表面は粉を吹いたようにカサカサして、かゆみがでたり、慢性化すると肌がザラザラしてきます。

乳幼児のアトピーは、お母さんの胎内で毒素をうけて生まれた可能性があります。化粧品や台所洗剤、シャンプーなどの化学物質が、経皮毒となってお母さんの体内に取り込まれやすいのです。化学物質は肝臓や子宮などの脂肪分の多い場所に蓄積しやすい傾向があり、羊水の中で育つ赤ちゃんに影響します。また乳幼児の場合、お母さんとのスキンシップで、化粧品に含まれるケミカル成分が抵抗力の弱い子供に移ってしまう可能性があります。
 

赤ちゃんと母

 

食べ物から見直す

まず食べ物から見直しましょう。玄米食などの穀物、野菜、根菜類を中心に摂るように改め、肉類、牛乳、卵、乳製品、それらを使ったハンバーグや卵焼きなどは一切やめることが重要です。家畜のエサには、各種のホルモン剤や狂牛病の予防のための抗生物質、成長促進剤などが投与されているからです。これらの食べ物は血液が酸性にかたむき、血液をよごしてしまいます。

野菜を選ぶときも、なるべく無農薬や減農薬のものを選びましょう。身体の新陳代謝を高め、毒素排出を促すような食べ物を摂るように心がけます。かゆみがでたら、大根をうす切りして貼ってみるとよいでしょう。乾燥を防いで、かゆみを軽減できます。乾燥をふせぐのに無害とされ、よく処方されるワセリンですが、ワセリンも石油から合成されるミネラルオイルの親せきです。長く使うと皮ふ呼吸をとめるなど、長期使用はけっして好ましいものではありません。
 

アトピー肌のスキンケア

アトピーのスキンケアには、肌を清潔に保つための石けん、水分を補給する化粧水(はだすい)、その蒸発を防ぐためのクリームが必要になります。素材が天然成分であることが大事です。
そこでぷろろでは、黄カラスウリの再生栽培を軸にしたプロジェクトをすすめています。黄カラスウリは、かつて天花粉というベビーパウダーの原料でした。古来より、赤ちゃんのおむつかぶれやあせも、ただれなどに、ごく普通に白い天花粉をつけていました。天花粉には、皮ふを修復したり、消炎や解熱作用もあります。農薬の影響で受粉をになうスズメががいなくなり、全国から姿をけしてしまった植物です。そこで山などに残っていた種を集めて、長い年月をかけて人工授粉により、再生栽培したのです。これがアトピーの改善に役立つのです。
 

黄カラスウリを軸にしたぷろろの取り組み

ぷろろの赤ちゃんシリーズには、この黄カラスウリを全面的に採用しています。石けんは、洗った時に浸みたり、洗いあがりがカサついたりしないことが大事です。洗浄力が強すぎると必要な皮脂までうばってしまい、かゆみの原因になります。ぷろろの赤ちゃん用石けんは、植物性の石けん素地に白樺樹液と黄カラスウリエキスを入れて数十分も手ねりし、30日かけて刺激を取りのぞいています。適度な洗浄力で、しっとりした洗いあがりを実現しました。はだすいは、白樺樹液と黄カラスウリエキスだけでつくった、浸透性のよいさわやかな化粧水です。
 

赤ちゃん3点

 
クリームは、ホホバオイルに黄カラスウリエキスを抽出し、白樺樹液に国産のみつろうを溶かして合わせたものです。みつろうはハチが巣を固めるときに分泌する物質で、保湿性、抗菌作用、防水性にすぐれています。ホホバオイルは油脂ではなく、酸化しにくいロウ成分なので、皮ふにダメージを与えることなく、乾燥を防ぎ、潤いを与えます。この黄カラスウリの天花粉は、肌の弱い大人向けの化粧水やUVパウダーにも使用しています。

アトピーでお困りの方は、このぷろろ赤ちゃん用セットを試されることをおすすめします。
以上のように、食生活、日用品、衣類、スキンケアの見直しを行うだけで、薬に頼らず、根本治療に向けた症状の改善がかなりできるのです。
 

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