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恒常性維持機能を支える糖鎖とCBD

生命を支える超微小世界の仕組み

ここ20年間の分子生物学や生化学分野の研究は、人体の超ミクロの世界を解明し、生命を支える超微小世界の仕組みを解き明かしてきました。遺伝子やミトコンドリア、21世紀の初めにはDNAの解析が完了し、60兆個の細胞の情報伝達を担う糖鎖の研究へと進んでいます。人の体は眠っているときも働きつづけています。その複雑で巧妙な仕組みには驚くばかりです。気温がどう変化しようと体温は一定で、心臓は死ぬまで鼓動しつづけ、呼吸も止まることがありません。このような無意識に働く生命維持の仕組みを「恒常性維持機能」(エンドカンナビノイドシステム:ECS)と呼んでいます。これに少しでも狂いが生じると、人は体調を崩したり、さまざまな病気にかかります。この恒常性維持機能を支えているのが、一つは細胞を覆っている糖鎖の働きです。またCBDには恒常性維持機能のゆがみをトータル的に正す作用があります。
糖鎖の研究
糖鎖の研究

 

細胞同士が連携し合うための糖鎖の働き

体を形作っている最小単位が細胞であることは誰もよく知っています。人体は60兆個もの細胞から成り立っており、その細胞が臓器を形成し、細胞同士が連携し情報を交わし合うためのアンテナが糖鎖です。糖鎖は、一つの細胞に10万本から最低でも500本も生えている産毛のようなもので、その先端が触れ合うことで正しい情報をやりとりしています。血液によって運ばれてくるものが、栄養なのかウイルスなのか、瞬時に遺伝子情報に照合して判断しています。栄養であれば細胞内に取り込んでエネルギー源とし、細菌やウイルスなら免疫細胞に伝えて撃退させます。もしその糖鎖に異常が生じれば、判断を誤って細胞内に細菌やウイルスを取り込み、さまざまな病気を引き起こすのです。最近の新型コロナウイルスに対しては、予め対応する免疫情報を遺伝子に組み込んでおき、ウイルスが侵入してきたら排除するという仕組みがワクチンです。
糖鎖と免疫
糖鎖と免疫

現代人の糖鎖が50%も損傷している理由

ところが現代人の糖鎖は、40%~50%も損傷しているといわれています。新型コロナウィルスが急拡大したのも、糖鎖が誤ってウイルスを細胞内に取り込んだからともいえます。現代人の糖鎖が損傷してしまう原因は、食品添加物、農薬、食べ物の栄養不足などにあるとされています。食品添加物は体内で活性酸素を発生させ、糖鎖を損傷させます。最近の野菜は姿形こそ立派ですが、栄養には欠けるといわれています。化学肥料によって育つハウス栽培のため、たい肥で露地栽培されるものに比べて栄養素が大きく偏っているのです。糖鎖を形成するのはたった8つの糖質で、それが複雑につながりあってできています。糖質が一つでも欠けると正しい糖鎖の形成ができません。普通の食事から摂取できる糖質は2種類だけで、残りの6種類はほとんど摂取できないとされています。その成分の多くは南方の岸壁につくるイワツバメの巣(中国料理の素材)に多く含まれ、ほかにカニの甲羅、海藻類などに多く含まれます。必要な糖質を補うには、どうしても糖鎖サプリメントが必要です。糖鎖栄養素をしっかり補給して細胞の糖鎖を完全に整えることが健康維持に極めて重要なのです。

糖鎖サプリ
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恒常性維持機能とCBDの作用

わたしたちの恒常性維持機能(ECS)は、体内で産生される内因性カンナビノイドによって保たれています。ECSの機能の低下は、人間のあらゆる疾患、がん、糖尿病、アルツハイマー病、慢性疼痛、睡眠障害、依存症などに関わると考えられています。ECSの働きを正常に調整できれば、人間の疾患のほとんどに治療効果を発揮できる可能性が高いといわれています。その機能を整える効果が高いと注目されているのが、CBDという大麻草から抽出される成分です。大麻草には精神を高揚させるTHCという成分と、安定させる作用があるCBDという成分があります。前者のTHCは非合法な麻薬ですが、THCを含まないCBDは合法化された成分です。大麻草に関しては見直しの機運があり、今年の政府の骨太方針にも盛り込まれています。CBDを摂取すると細胞に作用して内因性カンナビノイドを補完し、恒常性維持機能をバランス調整してくれる作用があります。現代人は否応なくテクノストレスに直面し、これに起因する不眠症やうつ症状に悩まされる人が激増していますが、これを改善してくれる可能性が高く期待されます。人体には、CBDの分子が結合するCB1とCB2という受容体があるのです。動き回る動物と光合成をする植物の性質をあわせ持つ、栄養豊かなユーグレナにも類似する作用が確認されています。

持続可能性なサスティナブル社会の追求

人は大昔から自然を敬い、自らを大自然の一部と考えて、自然の摂理に順応しようとしながら生きてきました。ところが市場経済社会の進展で、人間の欲望や本能に訴えかけて利益を生み出す商品が氾濫し、自然破壊を省みない時代がつづきました。その結果、地球上に気候変動のようなさまざまな歪みが生じ、自然災害という厳しいしっぺ返しを受けるようになりました。人間はいまようやくその誤りに気づき、自然との調和をとり戻そうと模索をはじめています。それがオーガニックを求める生活スタイルであり、持続可能性なサスティナブル社会の追求であり、SDGsというムーブメントになっているのだと思われます。現代社会で傷ついた人の心は、自然の中に分け入り、自然に調律を合わせることで癒されます。精神が穏やかになり、平和な心がよみがえるのは、人間はずっと昔から自然の一部であることの証左ともいえるでしょう。
植物は自然に順応して生きています。人間がオーガニックに馴染むのは、いわば植物に備わる自然の力を借りて、自然との間に生じたズレをとり戻そうとする行いともいえます。狂いが生じた恒常性維持機能をとり戻すには、自然の力でエンドカンナビノイドシステムを正常に整えることが大事なのです。ぷろろでは自然の恵みであるCBDとユーグレナを融合させて、現代人の健康に貢献できる新商品の開発に取り組んでいます。ぷろろ健美堂は自然を大切にし、自然の力を健康に生かす取り組みをすすめています。

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