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2020年11月8日

  • 2020-11-08
  • 2022-07-05

酒さ治療のステロイドが症状を悪化させる

アトピーや酒さなどで皮膚科を受診すると、ほぼ例外なくステロイドや抗生物質が処方されます。抗炎症作用によって、すぐに症状が沈静し改善するのですが、すぐによくなったり悪くなったり一進一退を繰り返し、薬の効きが徐々に悪くなり、少しずつ強めのステロイド剤が処方されます。症状は思うように改善せず、むしろ慢性化していき、使用する量や頻度もふえて、ステロイドへの依存度が強まっていきます。不安になって別の皮膚科を受診すると、ステロイドの副作用による酒さ様皮膚炎との診断がなされます。いまこうした酒さ様皮膚炎に悩む人が想像を超えてふえています。