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敏感肌にはシンプルスキンケアで!

 

巷間いわれる多種多様な要因


敏感肌の要因にはいろいろあるとされています。いちばん多いのは、季節の変わり目による環境の変化。気温や紫外線量が急激に変動する季節の変化に肌がついていけないこと、つぎに多いのが花粉。ほかにダニやハウスダスト、汗、ほこり、衣類、化粧品、間違ったスキンケア、睡眠不足やストレス、栄養の偏り、ストレスや食生活の乱れ、栄養の偏り、生理、妊娠・更年期障害、疲労などがいわれています。こうなると自分の乾燥肌の原因はいったいどれなのか、さっぱり見当がつかなくなります。原因が特定できなければ適切なケアもできません。長く化粧品を取り扱ってきた経験からいえるのは、やはり化粧品に含まれるケミカル成分がもっとも大きな要因といえそうです。

 

主犯格は合成成分か


前出の各種要因の「化粧品」「間違ったスキンケア」の中に入るかもしれませんが、化粧品に含まれるケミカル成分(合成成分)が主犯格かも。合成成分の化粧品は、バリア機能をこわして水分を浸透させています。バリア機能がこわれると、当然ながら肌から水分が蒸発し徐々に乾燥肌になっていきます。合成成分は、自然界には存在しない成分です。これが使われる理由は、極めて低コストで生産でき、利益を上げやすいことです。なので巷に出回っている化粧品の95%はケミカル化粧品です。残りの5%はオーガニック系の化粧品ですが、こちらのほとんどにも大なり小なり合成成分が配合されています。メーカーにとっては、それほど使いやすい便利な成分なのです。
 
 
保湿の仕組みと皮脂膜

                  保湿の仕組みと皮脂膜

 

表皮常在菌が果たすバリア機能


肌の表面には天然のクリームといわれる皮脂膜があり、バリア機能を果たしています。この皮脂膜は、肌の表面に棲んでいる表皮常在菌が、皮脂と汗を材料にして作りだし、肌の表面を弱酸性に保って肌を保護しています。ところが合成成分はこの肌のバリア機能を壊す作用をしてしまいます。表皮常在菌は合成成分にとても弱く、ケミカルな化粧品を使うと死滅したり排除されたりしてしまいます。するとバリア機能が弱まり、肌の水分が蒸発しやすくなり敏感肌になるのです。しかも肌を弱酸性に保っている表皮常在菌が失われると、肌はアルカリ性に傾いて悪玉菌の繁殖を招き、バリア機能がいっそう弱まっていきます。

 

敏感肌のスキンケアはシンプルに


当然ながら敏感肌のスキンケアは、合成成分が配合されていない化粧品を使うことです。ほとんどの化粧品が浸みるような肌の場合、天然成分100%のオーガニックに切り替えると、ほとんどの人が浸みないことに驚きます。これは合成成分の化粧品が肌を刺激していることを裏付けるものです。スキンケアは「洗う」「潤す」「保護する」のシンプルケアがベストです。わずか3ステップで完了します。石けんは泡で肌に付着した汚れやアレルギー物質を洗い流します。ついで化粧水で潤いを与え、クリームで保護して完了です。敏感肌は紫外線に敏感なので、UVケアを追加すればバッチリです。シャンプーも、石けんシャンプーに切り替えます。油性の強めのメイクは、オイルクレンジングで浮かせてコットンでそっと拭き取り、残りは石けんで落とします。どの場合も肌を擦ったり刺激したりしないことが大事です。ぷろろ化粧品のシンプルケアが、あなたの肌を健やかな素肌に導くでしょう。
 
 
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化粧品の成分の見分け方


化粧品選びで大事なことは、全成分のチェックです。商品を購入する前に、全成分が確認できないものはパスしましょう。商品が届いてからでは意味がないからです。もしかすると表示したくない成分が使われている可能性も否定できません。化粧品の成分の判別は専門家でも難しいものですが、素人でも見分ける簡単な方法があります。カタカナの成分名からまったく想像できないもの、たとえば数字+カタカナ+アルファベットなどの表記のものは、ほぼ合成成分と考えて間違いありません。また成分名がやたらと多く記載され、数十種類にもおよぶものは避けた方がよいでしょう。植物エキスなど、数が多いほど個々の成分はうすくなるので、特徴がはっきりしないものになるからです。数さえ多ければ効果が大きいと錯覚しないことが大事です。

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