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化粧品全般の基礎知識

  • 2024-02-19
  • 2024-02-26

石けん選びと正しい保湿

敏感肌や酒さ・酒さ様皮膚炎の人は、石けんの使用を怖がります。石けんでひどい目に遭っているからです。石けんの品質はまさにピンキリで、アルカリ性の強いものや洗浄力の強すぎるものは、必要な皮脂や表皮常在菌まで削ぎ落としてしまい、肌が突っ張ったり、カサカサしたり、ヒリヒリ刺激になります。でも完全な手練りのぷろろ白樺石けんなら徹底的に刺激を取り除いているので、酒さ・酒さ様皮膚炎やアトピー肌にも問題なく使えます。

  • 2024-02-07

ほうれい線とヒアルロン酸

ヒアルロン酸は水分を抱え込む驚異的な保水力で皮膚のみずみずしさやしなやかさをつくり出しています。しかし、加齢や酸化・糖化ストレス、紫外線などの外的要因でしだいに減少していきます。40代後半では赤ちゃんの半分に減少し、70代では4分の1になるのです。ヒアルロン酸を増やしてほうれい線を消す方法とは・・・

  • 2024-01-29

セラミドを増やして肌の乾燥を防ぐ

セラミドは肌を美しく保つために重要で、誰の肌にも含まれている成分です。皮脂膜とともに肌の水分を保持し、外部からの刺激や摩擦、紫外線などから肌を守るバリア機能を果たし、乾燥防止だけでなく、肌のキメ細かさや、毛穴を目立たなくしています。しかしセラミドは加齢とともに減少するため、50代では20代の約半分ほどになるといわれています。セラミドを保つのに必要なこととは・・

  • 2023-11-05

美肌を求めて肌トラブルに?!

美しい肌になりたいと高価な美容液や乳液を使い続けた結果、敏感肌になって滲みて使えなくなった、という声をよく耳にします。せっかく高いお金を出してそんなバカな!と思うかもしれません。「デパコス」という言葉には、デパートの化粧品売り場の相談カウンターとともに、ブランド物をはじめとする高級品が扱われているイメージがあります。なのに高額化粧品を使ってどうしてそんなことになるのでしょうか。そんなことにならないために注意すべきこととは。

  • 2023-10-17

敏感肌にはシンプルスキンケアで!

敏感肌の要因には、季節の変わり目による環境の変化、気温や紫外線量の変化に肌がつけない、花粉、ダニ、ハウスダストなどさまざまな要因があげられています。しかし最大の要因はケミカル成分がバリア機能をこわすから。肌を守っている表皮常在菌がケミカル成分で死滅したり排除されたりするとバリア機能が弱まり、肌の水分が蒸発して敏感肌につながります。ケアには天然成分によるシンプルケアがベストです。

  • 2022-09-15
  • 2022-10-01

シミの原因になるメイク用品のタール系色素

メイクの楽しみはその豊かな色彩にありますが、その色のほとんどは石油を原料とするタール系色素です。タール系色素は沈着しやすく、シミやくすみの原因になり、発ガン性やアレルギーが指摘されているものもあり注意が必要です。「〇色〇号」など数字のあるものはすべてタール系色素で、食品の着色にも用いられています。最近は天然成分の色素でも豊富な色が出せるようになっているので、成分表示をよく確認して安全な商品を選びたいものです。

  • 2022-05-29
  • 2022-07-05

いま流行のヒト幹細胞培養液の美容力とは

究極のアンチエイジング化粧品と呼ばれるヒト幹細胞培養液の化粧品が注目を集めています。うす気味わるいと感じる人もいます。ヒト幹細胞培養液とは、バイオ技術を活用したヒト由来の成分で、いわゆるオーガニックではありませんが、オーガニックを超えるともいわれます。ではその正体とは。従来の化粧品とどこが違うのでしょうか。またどのように作られ、どんな効果があるのか、安全性はどうか。従来の化粧品とどこがどう違うのか。ヒト幹細胞培養液のエビデンスと効果について概説しています。

  • 2022-04-10
  • 2022-07-05

保湿はなるべくシンプルに!

保湿効果を謳う商品は、化粧水、乳液、クリーム、オイルなどたくさんあります。これらの保湿剤をどう選んで組み合わせるかは、その人の肌質と使用感が決め手です。一般に保湿剤には、肌表面のPH調整や角層を整えるなど、他の効果を高めるために、さまざまな合成成分が配合されています。とくに合成界面活性剤は肌のバリア機能をとかすので肌トラブルの原因になります。肌の仕組みをよく理解して、保湿はなるべくシンプルに行うことが肝要です。

  • 2021-12-18
  • 2022-07-05

合成成分による素肌の酸化を防ぐことが肌トラブルを防ぐ

素肌は化粧品、食事、環境などその人を取り巻くさまざまな要因を反映する鏡ともいわれています。肌トラブルの改善には、さまざまな要因を全体的に見直すことが大事です。直接的で最も大きな要因は、化粧品に使われる合成成分による活性酸素です。活性酸素がバリア機能を破壊して肌の酸化を促し、肌本来の働きを失わせ、乾燥肌や敏感肌、シミやくすみとなって現れます。活性酸素を抑えるのが、植物に多く含まれる抗酸化成分なので、ここにオーガニック化粧品の大きな意義があります。

  • 2021-11-03
  • 2022-07-05

乾燥肌を助長する合成ポリマー

合成ポリマーは、皮膜を作る力が強く、乳化安定剤としても多くの化粧品に使われています。変質せず、腐敗せず、粘りと透明性があり、使い心地がよいのが特徴です。皮ふに薄いビニールの膜をつくることで、水分をよく保持し、魔法のように肌からシワが消えて、たちまちハリが出てきます。これは肌がよくなったのではなく、ビニールの力で水分を閉じ込めて、シワやたるみを目立たなくしたのです。ビニールの膜で覆われた肌は、やがて皮脂分泌が正常にできなくなり、気づかないうちにインナードライがすすみます。正常なターンオーバーが失われ、乾燥肌や敏感肌を助長し、皮膚の衰えを加速する原因になります。