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酒さを改善するための正しい対処法

酒さで泥沼に陥らないために

赤ら顔にブツブツができ、皮膚科で酒さと診断されたらどうしますか。痒みやヒリヒリ感、ほてりなどの症状があらわれることもあります。30代から40代にかけてあらわれることが多く、あらゆる化粧品を肌がうけつけなくなり、乾燥しているのに保湿もできません。皮膚科の処方薬をつけると一時的に炎症は収まるものの、すぐにぶり返し、慢性化して完治することがありません。皮膚科を何軒かまわっても改善せず、焦るばかりです。ここで対応を誤ると泥沼にはまってしまいます。病院でも酒さは難病とされ、治療法が確立されていないからです。では、改善にはどう取り組むのが正しいのでしょうか。

皮膚科の治療では慢性化

 

酒さと診断されると、皮膚科ではとりあえず炎症を抑えるために、ステロイドやプロトピックが処方されます。これらの薬は対処療法的に炎症を抑えるだけで、長期使用すると副作用でさらに厄介な酒さ様皮膚炎を発症します。もしステロイドを使用する場合は、2週間以内の短期にとどめることが肝要です。酒さの原因は現在も医学的に不明とされており、治療法が確立されていません。このため皮膚科での治療は試行錯誤であり、一進一退を繰り返すばかりで、完治がむずかしいのです。
 
 
酒さ

 

刺激のない保湿こそ重要

 

酒さの肌はバリア機能がこわれているため、乾燥しやすく、刺激にも敏感で、アレルギーや炎症を起こしやすくなっています。改善には、こわれたバリア機能を修復する必要があります。それにはまず、乾燥をやわらげる水分の補給が必要です。しかし保湿の方法を誤ると、ドロ沼にはまり込みます。化粧品の立場からいえるのは、ほとんどの原因は化粧品に含まれるケミカル成分だということです。したがって、ケミカル成分を含む化粧品で保湿しようとすると、悪化します。赤ら顔専用の化粧品でも悪化するのは、ほとんどの商品に合成成分が使われているためです。保湿を何で行うかの選択が重要なのです。皮膚科ではよくワセリンが処方されます。安全性が高い保湿剤とされていますが、ワセリンは肌の水分の蒸発を防ぐだけで、水分を補給する力がありません。また石油由来の合成成分なので、長期使用すると皮脂分泌が阻害されます。唯一、刺激なく安全に保湿できるのは、天然成分100%のオーガニック化粧品のみです。乾燥すると痒みが強くなるので、化粧水は朝晩だけと決めないで、こまめに補給をすることが大事です。

保湿が可能なのは天然成分のみ

 

皮膚科では保湿はしないように指示されることが多いようです。一般の保湿化粧品はケミカル成分を含み、悪化要因になりやすいためと思われます。しかし乾燥を防いでバリア機能を取り戻すには、保湿が欠かせません。ここで唯一使用できるのは、刺激のない天然成分でつくられたスキンケア化粧品です。あくまで天然成分100%でシンプルな配合成分にこだわることが重要です。保湿さえできれば、乾燥が緩和され、アレルギー物質の侵入をある程度阻止でき、肌の新陳代謝であるターンオーバーを正常に向かわせます。肌が本来もっている自然治癒力を引出して、肌のバリア機能を徐々に取り戻すことが可能になります。

バリア機能を担う常在菌

 

肌のバリア機能は、皮脂膜、天然保湿因子(MNF)、角質細胞間脂質から構成されています。しかし日常的に使う化粧品にケミカル成分が含まれていると、バリア機能が破壊され、乾燥とともにアレルギー物質が侵入しやすくなります。それだけでなく、長い間にたんぱく質が溶かされて肌が薄くなり、水分をためる能力が低下しています。すると、毛細血管が透けてみえたり膨張して赤ら顔になります。健康な肌の表面には、表皮常在菌が常駐していて、皮脂と汗を餌にして最高級のクリームで皮脂膜をつくり肌を保護しています。また表皮常在菌は肌の表面を弱酸性に保つことで悪玉菌の増殖を抑え、菌バランスを最適に保っています。しかし常在菌はケミカル成分にとても弱いので、ケミカル化粧品を使うと一掃されて菌バランスが崩れ、悪玉菌が増殖してトラブルを引き起こします。このため常在菌を意識的に大切にし、自然治癒力を増強してターンオーバーを正常に保ち、バリア機能を維持することが大事です。それには天然成分100%のスキンケア化粧品による保湿が欠かせません。
 
 
天然成分100%の化粧品

 

酒さ改善のためのスキンケア

 

つぎに注意したいのは、強いクレンジングや洗顔料を使うと肌に刺激を与えやすいことです。洗顔石けんは刺激を取り除いたやさしいものを使い、ぬるま湯でよく泡立て、その泡を押し付けるようにして汚れを浮かせ、ぬるま湯で洗い流します。石けんが強すぎると必要な皮脂をとりすぎるためカサつき、乾燥を緩和するために皮脂が過剰分泌されて悪玉菌が増殖し、脂性肌になります。合成シャンプーの水が顔に流れないように注意することも大切です。化粧水は、殺菌作用があるビタミンCを豊富に含むローズヒップがおすすめです。西洋ハーブが刺激になるときは、修復作用のある和製ハーブの黄からすうり化粧水を使います。化粧水のあとは、なるべく油分の少ないクリームで水分の蒸発を防ぎます。みつろうやホホバオイルをベースにしたクリームであれば、主成分は皮脂にちかいワックスエステルなので、油焼けする心配がありません。

生活習慣全般をも見直す

 

また日常の食べ物や睡眠、飲酒など、生活習慣の全般を見直すことも大事です。紫外線は悪化要因になるので、紫外線対策は必須です。アルコール類は血中の水分を排出し、乾燥を助長するので控えることです。ほかにストレス、香辛料、食品添加物、熱い飲み物、寒暖の激しい環境、などを避けるようにします。痒みが辛いときは、大根を薄切りにして貼りつけると緩和されます。白樺樹液を飲用すると体内から保湿し、ターンオーバーを正常化し、腸内環境の改善にも役立ちます。酒さは慢性化して症状が繰り返されやすく、完治には時間がかかる皮ふ疾患です。できる限り肌に刺激や負担をかけないこと、天然成分100%の化粧品で保湿し乾燥を防ぐこと、自然治癒力を高め、根気よく取り組むことです。バリア機能を修復できれば、酒さは確実に改善していきます。

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