オーガニック基礎知識

神秘的ともいえる皮ふの仕組みと肌トラブル

花

皮ふは命の防護壁

 
皮ふの働きをくわしく知ると、驚くことばかりです。皮ふは体で最大の臓器であり、繊細で精密で複雑で、内臓を守る重要な働きをしています。全身の皮膚の広さは畳の一畳分に相当し、その重量は体重の16%を占めるといわれています。因幡の白ウサギはサメをだまして皮をむかれ、死に瀕しているところを、大国主の命に救われました。蒲の穂を身にまとうように教えられたのです。大けがをすると破傷風が命を危険にします。皮ふはまさに命に直結しているのです。皮ふの役割りがいかに大切かを想像できると思います。
 

皮ふの構造

アトピー肌や酒さ様皮膚炎などで皮ふの健康を失うと、皮ふの大切さにはじめて気づくことになります。皮ふは大きく分けて、表皮、真皮、皮下組織からなっています。表皮は皮ふのいちばん外側にあり、厚さはわずか0.2mm。主な役割りは外界から内臓を遮断して異物の侵入を防いでいます。これをバリア機能とよびます。

バリア機能は、肌表面を覆う皮脂膜、角質細胞間脂質、天然保湿成分(NMF)という3つの関所から成り立っています。これに対して真皮の厚さは2.0mmほどあります。そこにコラーゲンを生成する線維芽細胞が網目状になって、いて、肌の膨らみや弾力をつくりだしています。ヒアルロン酸やエラスチンもここにあります。皮下組織には無数の毛細血管があり、血液を通して肌の組織に栄養を届け、不要な老廃物を排出しています。
 

皮膚の構造

 

皮ふの機能がこわれると

表皮のバリア機能がこわれると、肌の水分は蒸発して、乾燥肌をまねきます。また外界のアレルギー物質が自由に侵入するため、これを撃退するために免疫機能が働き、アレルギーや炎症を引き起こします。皮ふは外から押さえると凹んでも弾力でまた元に戻る可塑性があります。加齢や紫外線などで真皮のコラーゲンやエラスチンがダメージを受けると弾力は失われ、たるみやシワの原因になります。皮下組織の毛細血管が詰まったり少なくなると、肌に必要な栄養が行きわたらなくなり、代謝が低下して肌老化がすすみます。
 

皮ふの繊細で多様な機能

では皮ふの機能とは何でしょうか。大まかに6つあります。いずれも重要な機能で、バリア機能、分泌排出機能、経皮吸収機能、体温調節機能、感覚機能、免疫機能です。スキンケアの主要な対象はバリア機能であり、皮ふの健康を保つために、表皮の角質層にあって重要な役割を果たしています。バリア機能がこわれると肌トラブルに直結します。

分泌排出機能は、主に汗や皮脂です。体温調節機能は、外界の温度変化に対して、血流や発汗により体内の温度を一定に保とうとします。感覚機能は、熱さ、冷たさ、触感、圧感、痛感などを知覚し、脳に伝達する機能です。免疫機能は、紫外線や有害な化学物質、細菌や微生物に対する防御をしています。このように、皮ふはじつに多様な機能をもっています。この多様で繊細で神秘的ともいえる機能を狂わせるようなことがあってはならないのです。
 

化粧28

 

皮ふの機能をこわすケミカル成分

ところが現代のケミカル化粧品は、10年という単位の年月のなかで、肌のバリア機能をこわすような働きをします。その結果、化学成分は分解しないので蓄積し、乾燥肌や酒さ皮膚炎などの症状をまねき、肌トラブルの最大の要因になっています。化学物質は、化粧品であれ、食品であれ、薬品であれ、残留農薬であれ、どんな形であっても体の中にとり込むことは有害なのです。
 

限りなく天然成分に近いものを

スキンケアのターゲットは表皮であり、その要諦は保湿です。バリア機能は保湿によって保たれているといっても過言ではありません。バリア機能がこわれると乾燥がすすみ、水分の補給が必要になります。ところが、多くの化粧水にはケミカル成分が含まれているため、トラブルのある肌では症状を悪化させます。あくまで化学成分のない、限りなく天然成分100%に近いものを使うことが望まれるのです。

ケミカル成分が主体なのに、植物などのエキスを加えてやさしさや安全性を強調しているものがあります。しかし、このような製品は効果が大きく相殺されてしまい、ほとんど効果が発揮できません。神秘的ともいえる皮ふ本来の機能はきわめて繊細で精巧です。その機能を阻害したり、狂わせたりしないために、純粋なオーガニック化粧品が求められるのです。
 

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