化粧品全般の基礎知識

皮膚病を慢性化するステロイドのリスク

花火

皮ふ病で多用されるステロイド

 
皮膚科でアトピーや酒さ様皮膚炎と診断されると、多くの場合ロコイド軟膏やプロトピックなどのステロイド剤が処方されます。ステロイドには抗炎症作用があり、使用すると症状はいったん治まりますが、しだいに効かなくなり、やがて一段ずつ強い薬が処方されます。しかし完治することはなく、しだいに慢性化し悪化します。これがステロイドの一般的な傾向で、この繰り返しを効果減弱といいます。症状はしだいに悪化し、あれこれ迷ううち出口がみえなくなります。ステロイドの継続使用はリスクを意識し、十分に注意する必要があります。
 

副作用で酒さ様皮膚炎になる

アレルギーは外からの異物に対する免疫の過剰反応とされ、免疫を抑えることでひとまず症状を抑え込むのがステロイドです。目の前の症状だけを抑え込むことを対処療法といい、疾患そのものを根本から治すことを目的としていません。このため使用をやめれば症状はぶり返します。ときに激しいリバウンド症状に見舞われ、薬を手放すことができなくなります。ステロイドにはその強さに応じて第1群から第5群まで5つのランクがあり、長期使用すると、酒さ様皮膚炎というやっかいな症状を発症します。赤ら顔になり、熱をもち、かゆみやブツブツした吹き出物ができます。酒さ様皮膚炎は難治性の疾患とされ、いまだ治療法が確立されていません。このため病院を変えても少しだけ薬が変わるくらいで、症状は一進一退を繰り返し、しだいに慢性化していきます。このような症状で何年も悩みつづけて苦しんでいる人が大勢います。
 

ステロイド強さ        ステロイドの強さの段階

 

皮ふのバリア機能をこわす

ステロイドとは、そもそも体内にあるホルモンなので、使用するとその作用は体内のホルモンにも影響し、深刻な副作用をひき起こすことがあります。もう一つの問題は、皮ふのバリア機能を壊してしまうことです。ステロイドは、強力なものだと3日間、弱いものでも6週間使いつづけると、皮ふが薄くなり、バリア機能が低下するといわれています。このため一時的に炎症を収めることができても、根治することはありません。バリア機能がこわれると、外界のアレルゲンに対して肌が敏感に反応し、乾燥は一段とひどくなり、普通の化粧水は使えなくなります。ステロイドの使用を一刻も早く中止し、肌本来の自然治癒力を生かした改善に取り組むことが肝要です。
 

脱ステロイドでのリバウンド症状

しかしステロイド剤を急にやめると激しいリバウンド症状に見舞われます。脱ステロイドには、使用した期間が関係します。リバウンド症状が治まるまでには、使用した期間を累積した期間の10~30%がかかるといわれています。長く使うだけ時間がかかってしまうのです。ただ脱ステロイドでは、ひどいリバウンド症状がずっと続くわけではなく、一時的に激しく悪化しても、しばらくすると症状が穏やかになり、小さな波をくり返しながら、ゆっくりと治癒に向かいます。なので脱ステロイドには、腹をくくって即時中止することが賢明といえます。
 
 

ステロイド塗り

 

酒さはケミカル化粧品の長期使用が原因

そもそも酒さなどを発症する原因は、ほとんどの場合、化粧品やシャンプーに含まれる化学成分を長期使用したことによります。10年、20年と長く使ったころに現れるので、誰もその因果関係に気づきません。化粧品を歴史的にみたとき、原料が石油から作られる以前にはなかった病気なのです。改善には、まず化学成分を含むケミカル化粧品の使用をやめること、そして肌本来の自然治癒力を促してくれる天然成分100%のオーガニック化粧品で保湿をし、バリア機能を助けながら回復を図ることが最善策となります。
 

専門医からこれだけの警告

ステロイド剤が慢性化や悪化の原因になることは、ある内科皮膚科医の医学博士が、10万人もの臨床治療の結果をふまえて明言しています。また別のアトピー治療の専門医の著書は、ステロイド剤の臨床データを論証し否定しています。皮ふ疾患に、真剣に向き合ってきた良心的な医療者たちは、ほとんどがステロイド剤の効果に否定的な意見を述べています。これは長く肌の悩みの相談をうけてきたスキンケアの立場からみても確信できることです。皮ふ疾患に悩む人は、周囲に同じような経験をもつ人がたくさんいて、ステロイド剤の治療効果に限界を感じ、疑問や不安を抱いている人がほとんどですし、症状が改善した人の多くは、脱ステロイドすることで救われたとも述べています。
 

脱ステロイドに備えて

もし 脱ステロイドの期間に、痒みや不眠がつづいて我慢できないようなら、皮膚科でアタラックス、タオリン、アレロック、ポララミンなどの抗ヒスタミン剤や睡眠補助剤を処方してもらうとよいでしょう。痒みを緩和する方法では、患部を保冷剤で冷やす、楊枝を30本ほど輪ゴムで束ねたもので皮ふを傷つけないようにつつく、大根を薄切りしたものを当てがう、などの方法を試してみましょう。辛いものなど肌の刺激になる食べ物をさけ、熱い風呂への長く入らないようにします。ステロイド依存を乗りこえて、天然成分だけの保湿剤で自然治癒力を助けながら、肌が自らの力で蘇ってくるのをじっくり待つことがなにより大事です。
 

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