オーガニック基礎知識

天然成分100%コスメは砂粒の中の宝さがし

クリスマス

激増する肌トラブル

 
化粧品の合成成分で肌を傷める人が激増しています。合成成分は自然界に存在しない物質なので分解せず、バリア機能をこわして乾燥肌をつくり、体内に蓄積してシミやくすみの原因となり、さらに活性酸素を発生させて病気やガンの原因にもなります。そこでオーガニック化粧品が探求されるのですが、オーガニックと名乗る化粧品にもほとんど合成成分が使われています。敏感肌にはそれがストレートに刺激要因となります。天然成分だけで作られた化粧品に遭遇するチャンスは化粧品全体の中で1% ほどしかありません。しかも消費者はそれと分からないので、コスメジプシーに陥ります。本物のオーガニックは砂粒の中に宝石をみつけだすのに等しい作業なのです。
 

そもそもなぜこんな肌に

ケミカル化粧品が登場したのは、概ね第二次大戦後のこと。それまで女性たちは椿油やヘチマ水ヨモギなど、自然の植物から良いと伝えられてきた植物を使ってお化粧していました。それでみんなきれいな肌をしていたのです。やがて石油原料から手軽な化粧品がつくられるようになり、その手軽さにひかれて世界中で一気に流行しました。しかし一方で、肌がまっ黒になる黒皮病という化粧品被害が現れるなどしました。これは原料の精製度合いが低かったためだとされ、精製技術の向上につれて直接的な被害は影をひそめていきました。

しかし、毒性が薄まったというだけで、生体組織にとって毒であることに変わりありません。そこで厚労省は、安全基準をもうけて、アレルギー性の強い成分に規制を設けてきました。配合量を少なく規制したので安全だといっているだけで、そもそも毒である性質に変わりはありません。たとえ微量でも5年、10年と蓄積していけば、その毒はやがて牙をむくようになります。それが乾燥肌であり、敏感肌であり、アトピー性皮膚炎をはじめとする原因のはっきりしないさまざまな皮ふ疾患になって現れるのです。
 

化粧15

合成成分は高温高圧で反応させた自然界にない物質

天然成分がよいというなら、地中にあるミネラルだって同じこと、石油だって天然成分だという暴論があります。たしかに石油も自然界にある物質です。しかし合成成分は、石油を精製する過程で生じるナフサという副産物を原料にして、これに数百度という高温と高圧をかけて化学反応させてつくる、自然界にはない物質なのです。

人の体温は37℃前後、真夏の気温でも40℃ほど、太陽の直射熱でもせいぜい6、70℃くらいにしかなりません。500℃もの高温で反応させてできるものが、これくらいの温度で分解するわけがありません。また植物由来の成分だからといってすべて安全というわけではありません。中には害をなすものもあります。また植物由来として安全性をアピールするものに、最近では化学反応させて作られるものがあります。原料が植物でも、これもれっきとした自然界に存在しない合成成分です。原料が植物由来だからと、安全を装う宣伝にも注意しなければなりません。
 

天然成分とはどんなものか

 
天然成分とは、みつろう、ホホバ油、ローズマリーなどのハーブ類、へちま水、白樺樹液などのごく自然に存在する素材をいいます。みつろうはハチがつくる動物性の成分ですが、皮ふを柔らかくする作用にすぐれ、保湿効果、抗菌効果、保護作用が高く、掻いて傷ついた部分などを清潔に保ち、しっかりと保湿してくれます。敏感肌、アトピー肌の保湿剤としても用いられるほどです。

ミツバチは巣をつくるのに、自ら分泌するロウとハチミツ、唾液を混ぜ合わせて巧みに五角形の巣をつくります。これがミツロウです。風雨から巣を守りながら安全に子育てするための、絶妙な環境をつくる素材です。ハチミツを採取したあとに、その巣を溶かして精製したものがみつろうになります。美しい光沢感と保湿力にすぐれています。
 

みつろう

 

ホホバは砂漠で水分を保ち生き続ける植物

ホホバは、メキシコ北部やイスラエルなどの砂漠で生育する植物です。水分を逃がさないように生きる力がつよいので、すぐれた保湿作用をもっています。ホホバ油は皮脂にもっとも近い成分とされ、皮脂の代わりをして弱い肌でもどんどん蘇らせてくれます。みつろうもホホバオイルも、その主成分はワックスエステルというロウ成分なので、外界からの異物の侵入をふせいでバリア機能を果たし、体内からの水分の蒸発を防ぎ、乾燥や異物から肌を守りながら肌本来のハリを蘇らせます。あらゆる植物の中で、ワックスエステルを含む植物はホホバ以外にないといわれています。
 

バリア機能を失った肌は「因幡の白兎」

化粧品に合成成分が使われるのは、メーカーに悪意があるせいではなさそうです。メーカーに合成成分の有害性がよく認識されていなかったり、腐敗しないように防腐剤を入れたり、人工香料を入れるといったこれまでの手法が、ごく当たり前に行われているのです。よく用いられる抽出溶剤のキャリーオーバー成分についても認識が乏しいのです。ですからやはり現状では、たとえ砂粒から宝石を探すようでも、使用するわれわれ消費者の側が自らを守るために、しっかり見分けられる力を養い、自衛するしかなさそうです。バリア機能を失った肌は、ワニをだまして皮をはがれた「因幡の白兎」と同じこと。ぷろろとの遭遇は貴重なご縁といえます。
 

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