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天然成分が肌にとってよい本当の理由

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ケミカル化粧品はなぜ選ばれるのか

 
天然成分でつくられた化粧品が肌によいものだと思っていても、なぜよいのか具体的に理解している人は少ないようです。このため、「新成分が肌の奥まで浸透して保湿!」などという謳い文句につられて、成分をみることなくケミカル化粧品を選んでしまう女性が圧倒的に多いのが現状です。それにケミカル化粧品は、コスト的に安いというメリットもあります。使い心地がよくて、価格が安ければ、そうなるのは自然のなりゆきといえます。しかしその結果、肌に少なからぬ負担がかかり、知らないうちに乾燥肌やシミ肌になってしまうとしたら、どうでしょうか。
 

化粧品の即効効果は一過性

最近では化粧品に即効性をもとめる傾向が強まっています。「効いた!」と思えれば、期待がふくらんで使い続けます。しかし、肌のターンオーバーは28日以上かかるので、数日で素肌そのものが急に変化することはありません。あくまで一時的につくり出された手品的な効果にすぎないのです。たとえば保湿化粧品であれば、バリア機能を破壊して、肌の中に水分を浸透させて膨らませ、ビニールの膜で覆います。するとすぐにしわが消えて、ぷりぷり肌になったり、顔色が明るくなったりします。すぐに効果が感じられるため、よろこんで使い続けることになります。しかし、バリア機能がこわされて、水分は徐々に蒸発し、肌の乾燥はすすんでいきます。
 

ケミカル成分の毒性

化粧品に使用される化学成分は、食品添加物とおなじで、人の体にとって毒です。このため動物実験などで毒性テストが行われています。厚生省では、安全性の観点から成分ごとに配合できる量をこまかく規制しています。その範囲内で配合しているかぎり安全だとされています。しかし、テスト期間が短いことや、化学成分は体内で分解できないことから、毎日使用すると経皮毒となって、微量でもながいあいだに体の臓器に蓄積されていきます。すると活性酸素が発生し、潰瘍やガンなど病気のリスクを増大させます。ケミカル化粧品に必ず配合される合成界面活性剤は、肌のたんぱく質を徐々にとかしていく性質があり、肌がだんだんうすくなるため、保水能力が低下して乾燥肌になり、シミや肌荒れ、ニキビなど、あらゆる肌トラブルにつながっていきます。
 

天然成分は複数の効果をもつ

一つのケミカル成分は、一つの効能に絞って開発されていて、基本的に一つの成分にはひとつの効果しかありません。また効果に対して副作用がともないます。例えばハイドロキノンは美白成分ですが、肌のメラノサイト細胞を破壊し、肌細胞を委縮させ、老化をすすめるリスクがあります。これに対して天然成分は、ひとつの植物でも効果が多数にのぼります。例えばローズマリーでは、活性、くすみ予防、抗菌作用、アンチエイジング、血行促進などの効果があります。しかも美容植物の多くは、肌の状態におうじてバランスを調整してくれる作用もあります。
 
 

DSC_0657 ローズマリー
           
 

皮ふのバリアをこわす合成界面活性剤

ケミカル化粧品に使用される合成界面活性剤は、いまや3000種類にものぼり、組み合わせを変えれば自由自在なテクスチャーや効果をつくり出すことができます。化粧品メーカーにとってこれほど便利なものはありません。水と油の層が重なり合ってでき水も油も通さない仕組みの皮ふのバリア機能を溶かして、皮ふの奥まで美容成分を送り込む浸透剤としても使われています。台所洗剤が油汚れを溶かして水に流せるのと同じ原理です。異物の侵入を阻止しているバリア機能がこわれると、美容成分だけでなく、配合されている他のケミカル成分も一緒に肌の中に入ってしまいます。すると使いはじめて5年、10年たった30歳前後になると、乾燥肌などさまざまな症状が現われるようになります。
 

天然成分だけがもつ抗酸化力

天然成分には、肌のさびつきを防ぐ抗酸化力がありますが、ケミカル成分には抗酸化力がありません。それは生物である植物が、太陽の紫外線やきびしい自然環境にたえて生きぬくために身につけた防護機能だからです。このように、天然成分には、肌の機能を整えながら、素肌そのものを美しく育てていく力があります。肌のバリア機能をこわしてムリに化学成分を押し込み、あとからつけがやってくる目先の効果にまどわされるのでなく、素肌そのものが輝きつづけるように、天然成分の抗酸化力を生かして、肌の仕組みにそってじっくり育てたいものです。
 

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