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美白化粧品に隠されるリスク

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美白化粧品のリスク

5月ともなると早や真夏日の暑さ!有害な紫外線対策が必至です。美白やUV対応といった言葉が目につく季節です。美白化粧品は肌の奥まで浸透して基底層に働きかけ、メラニンの生成を抑制するので、ほぼ例外なく薬用化粧品です。「薬用」ときくとより高い効果を期待できそうですが、そこには大きなリスクが潜んでいます。安易に使用すると美白どころか、数年前の白斑事件のような肌トラブルにも発展しかねません。美白化粧品はそのリスクをよく承知して使用することが肝要です。
 

効果に隠れる副作用

美白化粧品のほとんどは医薬部外品であり薬用化粧品です。厚労省の承認を得た有効成分が配合されていて、成分表示にはその有効成分さえ表示すればよいことになっています。他にどんな成分が使われていようと表示する義務がありません。じっさい浸透剤や乳化剤、防腐剤など、美白と直接関係のない成分がたくさん使われています。厚労省がみとめた安全基準の範囲とはいえ、毒性があることに変わりありません。

女性の悩みでいちばん多いのがシミやくすみ、色素沈着。そこで消費者にはシミなどを消してくれる耳ざわりのよいコマーシャルだけがアピールされますが、そのうらに副作用がかくれていることを忘れてはなりません。美白効果とひきかえに、後から問題があらわれることが多いのです。注意書きには、もし、赤み、はれ、かゆみ、色抜けや黒ずみなどの副作用の症状があらわれた場合は、使用を中止して医師に相談するようにと書かれているはずです。
 

メラニン

 
 

白斑を生じる危険性もある美白成分

美白化粧品によく使われる成分に、アルブチンとハイドロキノンがあります。アルブチンは比較的安全とされ、ひろく使われている成分です。メラニンを黒くするチロシナーゼのはたらきを抑えて日焼けやシミを予防するものです。しかし、できてしまったシミには効果がないので、それにはハイドロキノンがよく使われます。ハイドロキノンはアルブチンよりずっと刺激性が強く、メラニンを生成するメラノサイト細胞じたいを間引きする性質をもつ漂白剤で、副作用も大きくなります。配合される濃度によっては、同じ箇所に1年以上つけると白斑を生じる危険性も指摘されています。
 

強い浸透力が経皮毒になる

美白成分は、表皮の基底層にまで届けなければ効果がないので、かなり強い浸透剤が必要です。そこで使われるのが合成界面活性剤。肌のバリア機能を壊して浸透させる成分です。しかも合成界面活性剤は他の化学成分もいっしょに引きつれて浸透し、基底層を突き抜けて皮下組織に到達する可能性があり、毛細血管にはいると全身をめぐります。これが経皮毒といわれるものです。化学成分は分解しないので臓器に蓄積して乳がんなどの発がん性のリスクにもつながります。つまり化学成分に依存する美白とは、自然な肌のいとなみにさからう行為なのです。

ある美白クリームの全成分をみると、つぎのようになっています。通常は上段の「有効成分」しか表示されないのですが、イソステアリン酸POEグリセリル、オレイン酸ポリグリセリルなどの合成界面活性剤、ジメチコンなどの合成ポリマー、フェノキシエタノールは防腐剤、その他たくさんの化学成分が配合されていることがわかります。
 

美白・アスタリフト
 

UV対応には安全な紫外線散乱剤を

紫外線を防ぐUV化粧品を使うときは、紫外線吸収剤より二酸化チタンなどの紫外線散乱剤を使用したものを選ぶことが肝心です。紫外線吸収剤は皮ふの中で紫外線を化学変化させるため肌への負担が大きくなります。紫外線散乱剤なら日焼けする紫外線UV-Bを防ぐだけでなく、真皮を老化させるUV-Aも防いでくれます。SPF値は紫外線を防ぐ能力の大きさではなく、日焼けが始まるまでの持続時間をあらわす数値なので、25以下のものを選んで、3~4時間おきにつけ足すようにするのが賢明です。

 

紫外線対策の基本は肌バリアを高めること

肌本来の仕組みにしたがえば、もっとも大切なことは肌バリアを高めることです。それにはまず、白樺化粧水のような安全で効果的な化粧水で肌の水分量をちゃんと保つことです。保湿さえきちんとできていれば、たとえ日焼けしてもシミになったり真皮を老化させる紫外線を防御できるからです。そのつぎにUV化粧品で紫外線をカットすることです。体内の活性酸素を除去する白樺樹液を数か月飲用すれば、体の中からかなりのレベルでシミやくすみを予防でき、沈着前のシミなどは改善してくれます。微かな甘みだけのまろやかな水分で、水の代わりにおいしく飲めます。美白化粧品のリスクをおかすよりずっと安全といえるでしょう。
 

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