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安全なヘアダイにインド産のヘナ

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ヘナはトリートメント効果の大きい天然の染毛剤

 
「ヘナ」は髪を傷めることなく髪染めできる天然の染毛剤です。合成シャンプーやパーマ、ヘアダイなどで傷んでしまった髪をケアするのに最適です。ヘナの名は知っていても、実際に使ったことがある人は意外に少ないようです。ヘナはインドを中心に伝わる伝統植物で、髪染めだけでなく、髪を健康的に美しくトリートメントできます。

 

ヘアダイのタール系色素には強い毒性が

一般のヘアダイは石油原料のタール系色素に、有機溶剤のアミン系の酸化染料を混合したもので、とても毒性が強いものです。EUではその多くがDNAの異変を引き起こす発ガン性物質として使用を中止されています。頭皮から体内に入るため、女性の子宮や卵巣の病気が激増している背景にヘアダイを疑う意見が多くあります。そこで髪染めに安全なヘナをご紹介しましょう。

 

髪に浸透して色落ちせしない安全なヘナ

一般に植物の色素が髪に入ることはありませんが、ヘナは例外的で、毛皮質や毛髄質にまで入るため洗っても色落ちしません。毛母細胞のメラノサイトを保護し、ダメージを修復する作用があります。ヘナには髪染めだけでなく、トリートメント効果があり、髪にハリとボリュームを与えます。その抗菌作用は頭皮の皮ふ炎をやわらげ、フケや抜け毛を改善し、薄毛や育毛にも役立ちます。傷ついたキューティクルの代わりをし、髪を保護してバサバサに傷んだ髪も艶やかにします。

 

ヘナはデトックス効果も

ヘナは南西アジアなどにひろく自生するハーブで、インド女性が肌に美しい模様を描くヘナアートに用いられ、古代エジプトではクレオパトラが髪や爪を彩ったとも伝えられています。インドの伝統療法であるアーユルヴェーダでは、ヘナは薬草であり、肝臓から毒素を排出するデトックス効果や、女性ホルモンのバランスを調整して子宮の働きを整え、生理不順の改善にも役立つとされています。
 

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美容院のヘナには合成成分のリスクも

ヘナカラーを行っている美容院もありますが、ヘナを含む合成のヘアダイが使われることが多く注意が必要です。本物のヘナは色が定着するまでに時間がかかり、髪型や髪の状態によっては色付きのコントロールが難しいためです。こんな場合は、自宅でのセルフカラーリングがおすすめです。植物100%なので害は一切なく、家庭でも安心して行えます。

ヘナは葉を乾燥させて粉末にしたものです。ヘナの葉の色素は水に触れると発色してオレンジ色に着色します。これに煮出した紅茶やコーヒーを加えるとより落ち着いた色に染まります。また木藍やオウバクの粉末を配合すると、ライトブラウンや真っ黒な髪に染めることもできます。

 

自分で行うセルフカラーリングと色の調節

使い方は簡単で、パウダーをぬるま湯に溶かしてマヨネーズくらいの硬さによく練り、3~24時間くらい寝かせてペースト状にします。これをもみ込むように髪につけて手でのばし、4~8時間ほどキャップをしたまま放置します。時間をかけるほど染まりがよくなります。夜ならそのまま眠ってもよく、定着したらあとはお湯で流すだけ。このとき合成シャンプーを使うとヘナが落ちてしまうので、必ず石けんシャンプーで洗います。

卵やヨーグルトを加えるとトリートメント効果を高めることができ、髪にコシとボリュームをあたえます。赤みが強すぎるときはカジャルで色を調整してもよいでしょう。煮出したコーヒーや紅茶を加えると赤い色を抑え、落ち着いた色に仕上がります。こうして色合いをコントロールしたり、トリートメント効果を高めることができます。慣れてくると使い勝手もわかり、自分流のトリートメントや色合いを自在に調節できます。

 

推奨できるヘナの販売元

黒髪には色がほとんど入りませんが、髪質でやや赤みが入ることがあります。白髪を赤く染めたくないときは、ハーブや藍(インディゴ)などで着色を暗めにできます。ヘナは冷性のハーブなので、寒い季節はローズマリーやユーカリなど血行を良くする精油を加えて使用するとからだを冷えから守ります。インドの最高品質のヘナはラジャスタン地方のものとされています。使用にあたっては販売元に電話するなどして直接説明を聞くとよいでしょう。
つぎに推奨できる販売元をあげておきます。
「(有)ムクティ」 http://mukti.ocnk.net/
「ハーティハート」
「グリーンノート」で検索

アーユルヴェーダが伝える自然のヘアケアは、美しい髪を守り、本来の頭皮の健康を保ってくれるでしょう。

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