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赤ちゃんの肌をガードするオーガニックコスメ

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赤ちゃんの未熟な肌とバリア

 
赤ちゃんの匂いは大人の心を平和にし、どこかホッとさせるといわれています。その匂いはバニラとミルクを混ぜた香りに近いそうです。しかし赤ちゃんの肌には常在菌が少なく、まだバリア機能が十分に整っていないため、頬ずりするお母さんの化粧品が肌荒れやアトピーの原因につながりかねません。そこで赤ちゃんの肌を守る専用の安全なコスメが必要になります。
 
赤ちゃん用コスメには、石けん、はだすい、クリームのほか、あせもやおむつかぶれを防ぐパウダーなどがあります。むかしの人はパウダーを「天花粉」と呼んでいました。現在は「ベビーパウダー」とか「シッカロール」と呼ばれています。そこには何か違いがあるのでしょうか。
 

天花粉とベビーパウダーの違い

じつはかつて天花粉と呼ばれていたものは、黄からすうりの根を晒した粉でした。しかし現在はタルク(滑石)やコーンスターチに変わっています。タルクはチョークの原料で、コーンスターチはトウモロコシの澱粉などです。天花粉には消炎作用や解熱作用などの効能があり、たんに汗を吸収したり摩擦を抑えるだけのものではありませんでした。しかし、農薬などの影響でほぼ絶滅してしまったのです。そこで昔の天花粉を復活しようと、大変な努力のすえに、人工受粉を繰り返して再生栽培し、赤ちゃんのためのコスメをつくった人がいます。長男のアトピーの経験もあり、赤ちゃんの皮ふ炎やアトピーにも使えるコスメを作りたいと願ったからでした。
 

アトピーとアレルギー症状の緩和

その人は、山形県庄内町のハーブ研究所代表の山澤清さん。月山の麓に約10万坪の無農薬畑を確保し、山に残っていた種を集めて、失敗を繰り返しながら10年ほどかけて製品化にこぎつけました。アトピーやアレルギーは外皮と内臓からくるさまざまな要因が考えられ、コスメだけで解決できるものではありません。しかしある程度予防したり症状を緩和することはできるはずです。いまや多量に摂取してしまっている食品添加物、野菜などの残留農薬、衣類や寝具の微量の化学成分、排気ガスなどの大気汚染、これらの多種多様な要素が絡み合い、ある条件のもとで発症するものと考えられています。
 

天花粉と赤ちゃん用のコスメ

ぷろろ化粧品は山澤さんに委託して生産してもらっています。赤ちゃん用コスメには、石けん、はだすい、クリームの3種類があります。黄カラスウリは収穫量がまだ十分でないため、パウダーはまず赤ちゃんに影響しやすいお母さんのファンデーションづくりからはじめました。いずれも水を一切使わず、基剤には白樺樹液を使っているのが大きな特徴です。白樺樹液の成分は、赤ちゃんがお母さんのお腹にいたときの羊水に近いとされ、糖分、アミノ酸、タンパク質、カルシウム、カリウム、亜鉛、マグネシウム、マンガン、鉄、銅などのミネラルをたっぷり含んでいます。白樺が春先の開花開葉に必要な養分を地中から選別して吸い上げたものです。これに黄カラスウリの粉や完熟果肉エキスを配合して赤ちゃん用コスメはつくられます。ただれの原因は、肌に生じる乳酸菌が発酵して酸となるためで、天花粉や黄カラスウリエキスならこれを抑えられます。
 
 

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赤ちゃん3点セット(石けん、はだすい、クリーム)
 
 

原料は安全でシンプルな素材

赤ちゃんの身体を市販のシャンプーで洗うことは、アトピーの原因物質のひとつである合成界面活性剤の毒で洗うのと同じことです。それが安全で刺激のない石けんの必要性であり、パームオイルやココナッツオイルを原料とする植物油脂の石けん素地に、40%の白樺樹液と黄カラスウリエキスを加えてつくっています。機械練りや枠練りではなく、完全な手練りで、30日間も陰干しして刺激を取り除いています。はだすいは、白樺樹液に黄カラスウリエキスを配合したもの。またクリームは、ホホバオイルにみつろう、白樺エキス、黄からすうりエキスを練り込んだもので、驚くほど素材はシンプルです。
 

大人の肌荒れや敏感肌にも有効

みつろうは、蜂が巣を固めるときの分泌物で、保湿性、抗菌性、防水効果に優れ、肌を柔軟にする性質があります。ホホバオイルは基本的にロウ成分で、乾燥を防いで潤いを与える作用があり、他のオイルに比べて酸化しにくい性質をもっています。いずれも肌の保護と安全を期して素材を厳選しています。赤ちゃんの肌を守りながら、肌荒れやアトピーにも使える天然成分100%のコスメです。このコスメは赤ちゃんや乳幼児に限らず、敏感肌などの大人の女性にも支持され使われています。