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ココナッツウォーターの次に流行るのは?

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ブームのきざしがみえるホワイトバーチウォーター

 
海外のモデルやセレブの間でネクストココナッツウォーターの呼び声が高いと海外メディアが報じたホワイトバーチウォーター。5月には北欧のメーカーがアメリカを経由して、ついに日本に上陸しました。北海道産の白樺樹液も今年に入って2倍以上の伸びとなり、ブームのきざしをみせています。
 

ホワイトバーチウォーターとは白樺の樹から採れる樹液のことです。白樺が新緑の準備をするために吸い上げる水で、まだ雪解け前の1ヶ月間だけ採取できるものです。ほぼ無色透明でクセがなく、さらりとしてかすかに甘みのあるドリンクです。ある女性は、樹液ときいておそるおそる口に含んだら、まろやかでスポーツドリンクよりさっぱりしていてぐびぐび美味しく飲めた、と驚いています。
 

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高いデトックス効果に注目が

バランスの良い17種類のアミノ酸、亜鉛やマンガンなどイオン化されたミネラル、ポリフェノールなどの養分が潤沢に含まれ、デトックス効果が高いことで注目されています。大学の研究で体内に発生する強力な活性酸素であるスーパーオキシドラジカルアニオンを除去することが解明されており、顔や体のシミやくすみ、しわなどのエイジングの元になるものなので、健康と美容の一石二鳥の予防効果に期待が高まっています。お酒を飲んだあとに飲むと悪酔いしない、朝の寝起きが悪かったのにすっきり起きられるようになった、などとよろこばれています。コーヒーや紅茶を淹れると味がまろやかになり、地元では樹液コーヒーが人気です。また炊飯の水に入れるとみんなで摂取でき、氷にして強いお酒のロックや割り水に、また赤ちゃんのミルクを溶くなどに利用されています。
 

         ぷろろ白樺の恵みの説明している動画

 

北方民族は1000年も民間療法に活用

白樺樹液はフィンランドなど北欧諸国、シベリア、中国北部、また日本ではアイヌなどの北方民族が民間療法に活用し、「森の看護婦」「母なる樹」などと呼びならして1000年も飲み継いできています。しかし採取できるのが春先の短期間であることや、空気にふれると腐敗しやすいことなどから、地元の人々に利用されていただけで、ひろく流通してこなかったのです。現在では加工技術が確立されており、世界のどこでも年間を通して利用できるようになっています。熱処理する必要から「ぷろろ白樺の恵み」は安全のためにペットボトルを使用せず、180mlのビン詰めでお届けしています。
 

過酷な気象条件に耐えるための抗酸化力

北海道ではマイナス気温の深い雪の中で、数百本から数千本の白樺の樹に小さな穴をあけ、容器を雪に埋めて採取されます。そうすることで腐敗を防いで透明な樹液が採取できます。シーズンの4週間を過ぎると樹液はピタリと止まって、味的にも量的にも飲用できなくなります。樹木を傷めることなく毎年採取できるので、樹木の成長にまったく影響を与えることはありません。大自然の貴重な恵みといえます。

美深町は北海道でも北部に位置し、夏と冬の寒暖差が60℃もあり、日本では気象条件が最もきびしい地域で、樹液の採取にはもっとも適しています。白樺はこの過酷な自然環境にたえて生き抜くために、必要な抗酸化力を身につけるのです。樹木は動くことができないので、耐え抜くための活性酸素を除去するための強い抗酸化力を身につけます。私たちはその力のほんの少しだけおすそ分けしてもらっているわけです。
 

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    採取現場で生の樹液を体験する子どもたち(4月の白樺樹液まつりで)

 

北海道では道の駅の風物詩

昔から「良薬は口に苦し」といわれるように、体に良いものはとかく飲みにくいのが欠点ですが、白樺樹液は水感覚で子供でもおいしく飲めるのが特徴です。かすかな甘みにはカロリーがほとんどなく、果糖やブドウ糖なので、砂糖とはちがって分解する負担が体にかかりません。アイヌ民族はこの樹液を「タンニワッカ」と呼んで春をいわい、炊事に使ったり発酵させてお酒にするなどして利用してきました。北海道を旅すると、道の駅や観光バスが立ち寄るお土産屋さんなどで目にしたり、飲んだりした経験のある人もあると思います。北海道の風物詩として、美容と健康の両面から、いまホワイトバーチウォーターに注目が集まっているのです。