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ナノ化した成分が肌から入ると経皮毒に

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化粧品の主原料は石油からできている

 
石油の主な用途は燃料ですが、その生成の過程で出てくる余剰生産物にナフサがあります。このナフサの一部が、化粧品の主原料に姿を変えて、その数はいまや1万種類にものぼっています。専門家でないかぎり、成分をみて理解できる人はほとんどいません。コマーシャルでは夢のような効果がアピールされています。でもそれは肌にとって本当にどうなのでしょうか。
 

現代科学でも作り出せない植物や野菜

科学が発達していなかった昔の人は、美容を植物に依存していたが、現代には科学がつくりだした優れた美容成分がたくさんある、と考える人もあるかもしれません。しかしどんなに科学が発達しても、石油から野菜に代わる食べ物をつくりだすことはできません。さまざまな野菜や果物が、肌や健康に欠かせない食べ物であることはみんな知っています。これは化粧品についても同じことがいえます。石油由来ではなく、オーガニック化粧品が求められる理由です。

精製された石油は、ミネラルオイルという油分になり一般の化粧品に使われています。肌につけると皮ふ呼吸をとめて、肌の熱放出を妨げます。美容植物には肌のシミやくすみを予防する抗酸化成分が含まれていますが、石油由来の成分には抗酸化成分はありません。
 

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化粧品の「浸透」とはバリア機能を壊すこと

化粧品のコマーシャルでは「浸透」という言葉がよく使われます。それは合成界面活性剤を使って、水も油もとおさない仕組みの肌のバリア機能をこわし、成分を肌の内部まで浸透させることを意味します。これは肌本来の機能をこわすことであり、肌にとって深刻なダメージになります。合成界面活性剤は肌のバリアを破壊し、たんぱく質を委縮させて肌を薄くしてしまう性質があります。このため、肌本来の皮脂分泌作用や紫外線カット作用が失われ、くすみやシミのできやすい肌質になっていきます。すると肌の保湿力が失われ、乾燥肌や敏感肌を招くようになります。現代の多くの女性が、若いうちから乾燥などの肌トラブルに悩まされる原因になっています。
 

植物からつくられる合成成分もある

合成界面活性剤は洗濯洗剤、台所洗剤、洗顔フォーム、シャンプーなどに幅広く使われています。最近は植物から合成される界面活性剤もあり、肌にやさしいイメージで宣伝されたりしますが、自然界にない合成成分であることに変わりなく、肌にとって安全であるとの保証はありません。人体には合成成分を分解したり消化したりする酵素がないため、体内にとどまって活性酸素を発生させ、臓器の細胞を傷つけ、潰瘍やガン細胞をつくりだす原因になるとされています。
 

ナノ化された成分は経皮毒になる

合成成分と植物成分の違いは、合成成分が単一の化学成分であるのに対し、植物成分は無数の複合的な成分から成り立っていることです。複合的な成分は相互作用によりバランスして安定を保ち、肌や体の機能を助けてソフトに働きかけます。ところが単一成分は、薬と同じく患部に対して一極集中的に効果を発揮しますが、他の場所では副作用を生じます。合成成分でつくられる化粧品も日常的に使用するものなので、気づかないうちに肌に副作用を起こします。

また最近は、成分の粒子を微小化するナノ技術が進んで、浸透しやすくした化粧品もあらわれています。ナノ化された成分は、バリア機能すり抜けて肌に浸透するため、バリア機能は破壊されませんが、浸透する合成成分は真皮を通り抜けて毛細血管に流れ込み、全身に運ばれていきます。これが経皮毒となり体に蓄積されていきます。アレルギーばかりでなく、発がん性や環境ホルモンの疑いがもたれている成分もあるので、体にとり込まないことが肝心といえます。
 
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