オーガニック基礎知識

ニキビ・吹き出物のオーガニックケア

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皮脂汚れをとり除き肌環境を清潔にする

オーガニックケアのメリットは、美しく健康になろうとする肌本来の機能を回復させ、健康な肌を整えてくれることです。ニキビや吹き出物の原因はいろいろですが、まずは毛穴の皮脂汚れを取り除いて肌を清潔に保つこと、常在菌のバランスを取り戻して雑菌の繁殖を抑え、肌環境を改善することが大事です。それには肌バリアをこわす化学合成成分が使われている化粧品の使用をやめ、天然成分100%のオーガニックな美容植物によるケアを行うようにします。
 
青春ニキビに対して、大人ニキビは20歳以降にあらわれるもので、顔やおでこ、Tライン、あごなどにできてきます。ニキビに効果があるとする薬用化粧品や、ディフェリンゲルという特効薬が知られていますが、いずれも化学成分で肌バリアを壊すことと、副作用があるのでおすすめできません。

 

ニキビの種類と原因

ニキビの種類には、白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、炎症を伴う黄ニキビ、紫ニキビがあり、悪化すると治ってもニキビ痕に苦しむことになりかねません。白ニキビや黒ニキビのうちに適切な処置をすることが望まれます。吹き出物も大人ニキビとほぼ同根です。
原因としては、肌バリア機能の低下による乾燥、ストレスによる毛穴の収縮、食生活の乱れ、ホルモンの影響、睡眠不足や胃腸の疲れ、便秘などがあり、皮脂分泌が過剰になったり、ターンオーバーの乱れで角質が固くなってしまうことで生じます。乾燥して角質が固くなると毛穴がふさがれて皮脂がたまり、そこにアクネ菌が繁殖してニキビになるのです。免疫細胞が化粧品の有害な成分と戦って排出しようとしているときにも生じます。
 
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基本的な対処方法

乾燥を防ぐには、まず肌バリアを壊すもっとも大きな原因となる化学成分を使わない、オーガニックな天然成分の化粧品を使うことです。そして毛穴のつまりをなくすには、なにより洗顔をしっかり行います。化粧落としの洗い残しがないように、よく泡立てた刺激のない石けんでていねいに洗います。毛穴の皮脂汚れをきちんと落として、肌を清潔に保つようにします。化粧水はたっぷりめにつけます。オイルはアクネ菌を繁殖させやすいので、クリームは控えめに、油っぽい食べ物も控えるようにします。ビタミンBやEを多く含む食品を摂ると効果的です。
 

ニキビ肌を改善する植物

ニキビや吹き出物に有効な植物には、ヨモギ、ドクダミ、月桃、セージ、ニワトコ、小豆の粉、トウキンセンカなどがあります。ヨモギの石けんは、余分な皮脂を落としてさっぱりと清潔にしてくれます。ニキビ肌はオイリーな環境を雑菌が好むので、皮脂をためないように気をつけ、さっぱりさせるようにこころがけます。あずきの粉で洗うと、余分な皮脂を吸着して肌を清潔にします。ドクダミは毒だし植物といわれるほど抗菌効果が高いので、アクネ菌の活動を抑える効果があります。デカノイルアセトアルデヒドという特有のにおいの成分によるもので、高い抗菌力を発揮します。また月桃やニワトコには洗浄力と抗菌力が適度にあり、ニキビや吹き出物の改善に役立ちます。これらの製品はネットで検索すると見つけることができます。
 

白樺樹液とローズヒップの効果

また注目したいのは、白樺樹液を水代わりに使った化粧水です。白樺樹液には天然のミネラルやアミノ酸が豊富に含まれ、ターンオーバーを促す作用があります。水分の粒子が小さいのですぐに浸透することと、保湿性にもすぐれています。また、ローズヒップエキスを配合した化粧水は、ビタミンCが豊富で殺菌作用と抗菌力にすぐれていて、肌の菌バランスを整えることでニキビの改善に寄与します。
このようにオーガニック植物の成分を使ったニキビケアは、肌に跡が残らず、なめらかな改善が見込めることも大きなメリットといえます。