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スキンケアでバリア機能が戻れば肌トラブルは改善できる

ぶな林

あなたは化粧品に何を期待し、どんな肌を理想としてスキンケアをしているでしょうか。乾燥や色ムラのない肌、シワやたるみのない肌、ニキビなどのない肌、キメが細かく潤いに満ちた肌、透明感のある肌、炎症や赤みなどトラブルのない肌など、思い描いている期待があると思います。いま肌に何らかの悩みがあり、それが改善できるように、自分にピッタリの化粧品はないかと探しているかもしれません。その場合、化粧品にどんな効果を期待しますか。

化粧品は薬ではないが改善は可能

まず肌の悩みを解消してみずみずしい元気な肌を実現することですよね。それには有害な成分を含む化粧品の使用を中止し、肌の症状を緩和する化粧品に切り替えることは大事な第一歩です。ただ化粧品は薬ではないので、肌の内部に働きかけて治療を目的に使用するものではないことに留意する必要があります。あくまで肌の表面にとどまって改善の方向に向かわせてくれるのが化粧品の役目です。肌の中に何かを入れ込もうとする発想には無理があります。ここで「薬用」と名のつく化粧品を安易に使ってしまうと、表示されていない問題の成分が含まれる場合があり、かえって悪化させてしまうケースもあるので、慎重な判断が必要になります。もしアトピーなどの治療を目的に考えるなら、まず皮膚科のお医者さまに相談するのが正しい手順といえるでしょう。

若葉

とはいえ化粧品を変えてスキンケアを正しく軌道修正できれば、かなり高い確率で傷んだ肌の状態を根底から改善に向かわせることは可能です。まず肌の内部に美容成分を入れ込むためにバリア機能をこわしているスキンケアを改めることです。バリア機能は肌がもつ基本的な構造上の機能ですから、これを壊したままで肌がよくなることはありません。細菌やアレルギー物質が自在に出入りしてしまえば元も子もなくなります。つぎに化粧水などで角質層に十分な水分を補給することです。角質層に保湿がしっかりできていればバリア機能はちゃんと働きます。ただし保湿は化粧水に頼るだけでなく、ほどよく部屋を加湿する、タバコをやめる、便秘をなくす、ターンオーバーを狂わせる睡眠不足を解消する、生野菜や果物をしっかり摂るなど、生活習慣の面での改善も大切な要素になります。

ターンオーバーの正常化が保湿力を高める

つぎに肌の新陳代謝(ターンオーバー)をきちんと行えるようにするのもスキンケアの役目です。ターンオーバーが狂うと未成熟な肌が完成し、水分を貯める能力を落としてしまうからです。ターンオーバーを正常に戻せば、肌はしだいに厚みを取り戻して保水能力も高まってきます。つぎに肌表面の菌バランスを本来の姿に戻すことです。表皮常在菌は皮脂と汗から脂肪酸をクリームに変えて肌表面を弱酸性に保ち、悪玉菌の増殖を抑えています。しかしアルコールや化学成分に弱いため、ケミカルなスキンケアで常在菌が肌からいなくなると、肌はアルカリ性に傾いて悪玉菌の増殖を招き、肌トラブルの原因になります。合成界面活性剤を使った洗浄剤などの使用に気をつけて、常在菌を削除しない石けんを使うことが望まれます。

さらに重要なのが、紫外線予防と保湿の関係です。紫外線は肌トラブルや炎症の原因になるので、日焼け止めは必須アイテムです。ただし紫外線吸収剤が使われているものは肌への負担が大きいので、二酸化チタンや二酸化亜鉛などの紫外線反射剤を使ったものを選ぶこと、そしてSPF値は+25程度に止めるようにします。意外なことにSPF値の25と50の効果は数%しか違わないのです。外出から帰宅したら必ず念入りに保湿するようにすれば、紫外線の影響をかなり緩和できることも知っておきましょう。

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