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日本上陸も近いとされるホワイトバーチウォーター=白樺樹液とは

名水

いまホワイトバーチウォーターが日本でも注目を集めています。一時海外のセレブ達に愛され、日本に上陸して流行ったココナッツウォーターですが、それを上回るデトックス効果が期待されているのです。つぎのURLは「化粧品白書」に掲載された記事です。
http://www.cosme-hakusyo.com/7769.html

ホワイトバーチウォーターとは、ずばり白樺樹液のこと。白樺が春先の芽吹きを迎える前の一時期だけ採取できる、ほぼ無味無臭の透明な液体です。アメリカなど海外ではすでに販売が始まっていて、日本でも注目する人が増えはじめています。飲み口にくせがなく、ほぼ水感覚で、飲んだあとは微かな甘みだけという飲みやすさが特徴。白樺が開花・開葉するのに必要な栄養分を大地から吸い上げたもので、その成分は生物に共通の赤ちゃんがお腹にいるときの羊水や体液に近いとされ、健康と美容にすぐれた効果が期待されています。

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北欧やロシアでは「森の看護婦」と呼び1千年も

注目されはじめたのは最近ですが、フィンランドやロシア、アイヌなど北方圏では「森の看護婦」と呼んで、1千年も昔から民間療法などに飲みつがれ、さまざまな効果・効能が伝承されてきました。それが近年の研究で、体内の強力な活性酸素を消去することがわかり、その機能性が科学的に証明された形です。その大きな特徴の一つは、体内の強力な活性酸素スーパーオキシドラジカルアニオンを除去し、体内をデトックスしてくれることです。活性酸素は臓器の細胞を傷つけ、あらゆる病気の原因にかかわるもので、それを消去して病気を予防し、疲労やストレスを軽減することで、世代を超えて健康の増進に役立つことが期待されます。腸内環境を整え、エイジング対策や、便通・利尿にも役立ちます。

また美容面でも数々のすぐれた効果があります。その成分は、グルタミン酸、アスパラギン酸、バリンなど17種類のアミノ酸、カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などの微量ミネラル類、ポリフェノール、多糖体などがバランスよく含まれています。皮ふにハリを与える美容成分であるコラーゲンは17種類のアミノ酸から成り立ちますが、白樺樹液に含まれるアミノ酸の種類の豊富さはその生成に役立つもので、主成分であるプロリンは天然保湿因子NMFの産生を促します。またシスチンは紫外線によってシミをつくるメラニン色素の生成を抑制し、美白効果があります。シミやくすみを緩和・予防します。白樺樹液は表皮細胞の分化を促進して正常な新陳代謝(ターンオーバー)を助け、うるおい保持力のある角質層の生成に必要なタンパク質の生成を促すこともわかっています。

水の代わりに白樺樹液を使ったスキンケア化粧品はこの有用性を生かしたもので、天然100%の白樺ドリンクも登場しています。外からのスキンケアで健康で丈夫な皮ふを作り、飲用で体内からデトックスできれば、美容と健康に役立つことは間違いないといえるでしょう。そんな白樺ブームの到来も近いと予想されるホワイトバーチウォーターです。

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