注目キーワード

安心安全なオーガニックコスメはこうして選ぶ!

アロマキャンドル

何を基準に選ぶべきか

化粧品を選ぶとき、何を基準に選んだらいいのでしょうか。広告の文言やパンフレットに書かれた魅力的な誘いだけで選んではいないでしょうか。効果を夢みて、使い始めはしっとり潤ったように感じたのに、どうもしっくりしなくなったといった経験はないでしょうか。宣伝文句に惑わされずに、配合されている成分をしっかり見きわめる目を養いたいものです。オーガニックや天然由来と称されるコスメにも、実際にはいろいろあることを知り、自らの目で判断できるようにすることが大切です。

新しい化粧品がつぎつぎに登場し、女性たちの肌はどんどん良くなっているはずなのに、むしろ乾燥肌や肌トラブルが増えているのはなぜでしょうか。どんなに広告に魅力的な言葉が散りばめられていても、事前に配合成分をしっかり確かめることが大切なのです。とはいえ、いまや8000種類以上もあるといわれる化粧品の成分を、一般の消費者が見分けることはほとんど不可能といえます。しかし、いくつか見極めるポイントはあります。

まず素肌にやさしいものは、自然界に存在する植物などから作られていて、これらは頭にイメージすることができます。例えばローズマリーなどのハーブ類、オリーブ油、ホホバ油、石けん素地などは、それがどんなものかおよそイメージできます。ところが自然界にないものは、具体的にイメージすることができません。ラウリル酸ナトリウム、ポリ○○、フェノ○○、○○エチレン、メチルパラベンなどといったカタカナの化学名やアルファベットのものは、イメージが浮かんできません。

とりわけ気をつけたい成分に合成界面活性剤があります。洗浄剤や乳化剤として使われ、安価で使い勝手がよく、メーカーにとってはとても都合のよいものです。洗顔フォームやクレンジング、クリーム、ミルクローション、メイク用品などにひろく多用されています。消費者が求める効果を出しやすい点でも、消費者に受け入れられやすいという側面があります。
これが問題なのは、使いつづけるうちに皮ふの細胞膜を溶かして薄くしてしまい、皮脂を奪ってシミやくすみなど様々な肌トラブルの原因になるからです。使い始めは潤っていたクリームが、使いつづけるうちに肌を薄くしていき、肌本来の保湿力や再生力を失わせます。保湿力が衰えるといくらクリームをつけても乾燥してしまうといった悪循環に陥ってしまうのです。

化粧品の棚 (2)

気をつけたい石油由来の合成成分

合成界面活性剤は名前が長いのが特徴で、判断の目安として「アルキル」「ラウリル」「ラウロイル」「ポリオキシ」「ポリエチレン」などがついているものには注意が必要です。
とくに乾燥肌の人に注意してほしい合成界面活性剤に次の4つがあります。
・グリコシドデシル
・ラウラミドプロピルベタイン
・ポリオキシエチレンラウリル
・エーテルポリオキシ

またつぎのような点をチェックすることでも安全性の高いものを選べるようになります。
化粧品全般:防腐剤にパラベン、フェノキシエタノールが使われていないか。酸化防止剤は何か。植物エキスの抽出に用いられた溶剤に石油系のものがないか。
シャンプーや洗顔フォーム:洗浄成分に使われている界面活性剤は何か。PEG-○○、またはラウリル酸Naなどが使われていないか。
乳液・クリーム・リキッドファンデーション:乳化剤の界面活性剤は何か。石油系のPEG-○○の表示はないか。
メイク用品全般:色素に赤色202号、青色102号などの数字がついたものが使用されていないか。
石油由来の合成成分の名前には、「エチ」「プロ」「イソ」「ベン」「ポリ」「フロ」「フェノ」がついていることが多く、BHT、EDTA、PEG-6などアルファベットで書かれているものにも要注意です。

天然由来の安全なものには、次のようなものがあります。
界面活性剤:石けん素地、オレイン酸Na(又はK)、ヤシ油脂肪酸Na(又はK)、パルミチン酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、レシチン、ラノリン、トコフェロール、エタノール、キャンデリラロウ、マイカ、タルク、キサンタンガムなど。
天然防腐剤:ローズマリーエキス、クマザサエキス、天然ビタミンE、ヒノキチオール
天然香料:ローズマリー油、イランイラン油、ローズ油など植物の香りエッセンスを濃縮したもの。
天然着色料:紅花、カルミン、マイカ、酸化鉄
オイル:ホホバ油、ひまわり油、オリーブオイルなどの植物油

逆に鉱物油の流動パラフィン、ベンジルアルコール、エステルなどの石油由来の鉱物油は、肌の老化をまねいたり、シワの原因になるので避けたいオイルです。